その場限りの人との思い出
最近アンジェラ・アキの手紙~拝啓十五の君へ~という曲にハマっております。
あの、有名な曲に、今!!!!!
リリースされた当初は私16歳だったんですよね。
で15の君へとか言われても私16だしなぁって、私に向けての手紙ではないと受け取っていたんですよね。曲のメロディはいいなと思いつつも。
15も16もたいして変わらないと思うかもだけど、やっぱり中3と高1って違うじゃないですか。10代の1歳は大きいから。
だからあんま響いてなかったんだけど高校の卒業式で手紙~拝啓十五の君へ~を、歌ったんですよね。
で私そのとき高校生活を結構楽しんでたっていうのと、こういうとき泣いたら可愛いと思ってたので、涙出れば泣いときたかったんですね、記念に。
で、いい感じに感情が込み上げて泣いてしまったんですよ、退場する辺りに。本当だったら好きだった男子生徒にでも見て欲しかったけど、私には目もくれずスタスタ帰っていってた気がするわ。私は誰に向けて泣いているのだろう?
そうしてたら隣にいた女子生徒が背中さすってくれたんですよ。
その子はただ出席番号が近かっただけの子で、用があれば話すけどその子と2人きりで話したりどっか出かけたりとかっていうのはない、まぁクラスメイトの1人って感じの距離感の子だったんですね。隣にいたのも出席番号が近かっただけだし。
向こうも別に仲良しとも思ってなかっただろうけど、隣で感極まって泣いてるやついたらとりあえず背中さすってあげるっていう優しさがある子で、
っていう記憶を思い出しました。アンジェラ・アキの手紙ハマって歌ってるなかで今。
その子とはそれきりだし、今どこでなにしてるか分からないけど私その時の優しさって今でも覚えてるから嬉しかったんだなぁと思います。
SNSかネットの文章で、友達はその場限りの人付き合いっていうのを見てなるほどな、そういう考え方もあるのかとすごく気持ちよかったというか衝撃な気分で新しい考え方を得られたんですけど、その場限りだとしてもこうして一瞬の出来事が思い出として残るからいいですよね。それはそれだとしても。11年経っても覚えてるからもしかしたら一生覚えてるかもしれないし。
思い返せば学校でもお仕事でもあの時はよく話していたけれど多分もう会わないであろうという人達が結構いますけどそういうの今後もあるだろうから今の環境で触れ合えてる方々との日々を時には大切に感じながら過ごしていこうという気持ちになりました。
拝啓十五の君へ、
えーっと私今貴方が憧れてた大人になれてるかと言われれば微妙だけど今後の私に私自身も期待してるからちょっと一緒に期待してこうね笑汗
と書きたいです。十五の私スマソ。
未来の私への重圧が2人分高まったかな?ファイトー!(他人任せ)